フィレンツェの南に位置する小さな町「Certaldo チェルタルド」。Certaldo Altoと呼ばれる旧市街には赤レンガ造りの古い家が建ち並び、デカメロンで知られるボッカッチョの家が今も残っています。
この町のシンボルは「赤玉ねぎ」。チェルタルド産の玉ねぎは平べったく変わった形をしています。
その昔ペストが流行った時、この玉ねぎのお陰で町はその疫病を免れたと言われています。
←古城のように立派な市庁舎の中庭にはなんと日本の茶室が!実は群馬県の甘楽町と姉妹都市で、1993年に10周年を記念して贈られたそうです。
この町のお祭りで特に有名なのは毎年7月中旬に開催される「Mercantia メルカンティア」。
世界中からストリートパフォーマーが集い、丸5日間昼夜に渡り大勢の人で賑わいます。
また6月に二度開催される「Cena Medievale 中世の晩餐会」も見逃せないイベント。
町のメインストリートの両端にずらりとテーブルが並べられ、盛大なパレードや中世スタイルの豪華な夕食が楽しめます♪(誰でも参加可能、要予約)
チェルタルドへはフィレンツェからローカル列車で約1時間(シエナ方面行き)。
おすすめレストラン:
- Da Messer Boccaccio (住所:Via Boccaccio 35)
- L'Antica Fonte (住所:Via Valdracca, 25) ※眺望テラス席あり